『jitter(ジッタ―)』とは?
- 『Figma(フィグマ)』&『PowerPoint』ライクのようなアニメーションをブラウザーで製作
- 専門知識は不要。直感的な操作で誰でもすぐに覚えられる
- デザイナーが好むアニメーションをプリセットで用意
『jitter(ジッタ―)』について
『jitter(ジッタ―)』はシンプルかつ直感的な操作だけでアニメーション製作ができるウェブツールです。
軽快なユーザーインターフェースで誰でも簡単に利用できるのが特徴です。
開発したのはEtienne Albert氏とSébastien Robaszkiewicz氏の2人。
彼らはモーショングラフィックスを専門にしているエンジニアで、「多くの人々が自由にアニメーションを使えるようにしたい」そんな想いから、当プロジェクトを立ち上げたようです。
また、”アニメーションはシンプルでいて高速、そしてアクセスしやすいものであるべき”と考えており、ユーザーへの配慮に並々ならぬ信念を感じられます。
具体的には、動画やウェブサイト、アプリのアニメーションなど、ブラウザー上で簡単に作成できるツールとして開発しています。
2021年2月時点でベータテスト版のサービスですが、世界各地のフィードバックを受けながら鋭意作成中のようです。
直感的な操作で簡単にアニメーションを実装
クリエイター向けのツールにありがちな、使い慣れるまでに”かかる時間”が、極端に少ないのが『jitter(ジッタ―)』のメリット。
その扱いやすさは日本語化されていなくても、何となくで作れてしまう手軽さです。
アニメーションの秒数や組み合わせは画面下の【Scenario】部分をマウス操作だけで変更可能。
左側の【Layers】でそれぞれの素材を管理、右側の【Design】タブと【Animate】タブで素材の具体的な編集を行えます。
上部にあるツールバーから素材の新規作成をしていくシンプルな設計。
勿論、手持ちの素材を自由にインポートできます。
最悪、Google chromeの翻訳機能を使えば何も不都合なことはないでしょう。
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海外のモデザイナーが現場で好むアニメーションをプリセット化
デザイナーが好んで使うアニメーションをあらかじめプリセットにして用意しています。
誰でも簡単に作れるという観点から、ユーザーへの配慮がここにも見えますね。
プリセット機能は【Gallery】のプレビューから好みのアニメーションを選択するだけ。
あとは自分好みに編集ができます。
少ないステップでお洒落なアニメーションを簡単に実装できてしまうのはとても魅力的です。
何より、デザインの知識が全くない人でも、それらしく作れてしまう手軽さが大きいでしょう。
作ったアニメーションは編集画面の右上にある【Export】から出力できます。
1ヶ月/¥1,200円のPro版では、より高画質な「GIF」と「MP4」がエクスポート可能です。
さらに、毎週実装予定の新機能&プリセットの先行利用に加えて、優先的なフィードバック権&アイディアの検討なども。
まとめ
管理人は簡単なアニメーションスライドの製作はおろか、PowerPointすら全く使えません。
しかし『jitter(ジッタ―)』のプリセットをいじればただのゴリラの画像もここまで仕上げることができます。
製作までの時間はおよそ3分程度。拘らなければ色々な手段があるものです。
また、『Figma(フィグマ)』はユーザーインターフェースデザインのツールとして非常に有名で、プラグインなど機能の拡張性にも優れています。
ただ、初めて扱うユーザーには『Figma(フィグマ)』の操作が複雑に感じるでしょうし、好みも分かれそうです。
『jitter(ジッタ―)』はアニメーションに特化しているツールなので、用途に合わせて使えると良いかもしれません。
◇ 参考URL
jitter • Motion design, made simple